ここで言いたいのは作品批評ではない

攻殻機動隊S.A.C.シリーズ(TVシリーズ)は、娯楽作品なのはかわりがないと想う。
だから、それへの批評を述べるために、ここまで書いてきた訳ではない。
今までの「自由主義」「民主主義」「社会主義」「共産主義」「ファシズム」「全体主義」「マルクス・レーニン主義」など、19世紀までの「植民政策を行う帝国主義」を経て前世紀にはいろんな思想とそれを様々に具現化した思想国家が台頭してきた時代だった。私はその前世紀の生まれの人間で、その影響をま逃れえない存在なのだと思う。
ただ、私の行動原理の指標の再確認と、新たなヒントが、この作品には存在している気がした・・・という、ただそれだけの事を言いたかったのだと想う。