センチメントの季節

センチメントの季節 (5) (Big spirits comics special)
Hな内容なんだけど、「センチメントの季節」が気になってる。某古本屋チェーン店でまだ買ってない巻があったら、最近は買っている感じで。
連載時に読んだ時は、独特のキャラクターの描き方と性描写に目を奪われていた。そして次第に性にまつわる精神性に目が向けられるようになった。その感性は、なんだか、切ない。
作者が女性らしので、その感性で描かれているんだと感じられる。登場する少女達は、私が過ぎ去った昔の多感な時期の子達。
そんな子達の性の感じ方と意識と、周りと性で関わる感性の表出。
「援交」が法制化で取り締まられる前の作品なので、それが当たり前に出てくる。時代の反映。
心と体と性の意識と肉体の快感と、多感ならではのまだ統合されない苦悩の想い。
または、「若い時の感性」を思い出すような回もある。
この歳になっても想う。セックスは相手を感じられなかったらつまらない。