そこは死の臭いがある場所

(初めにお断り:CS放映のavex版「エリア88」 は忘れて下さい)
エリア88 (1) (MFコミックス―フラッパーシリーズ)
私は、「戦場」には行った事がない。
しかし、似た臭いがする場所にはいた事がある。
また、(後に分かった事だが)「戦場」に行く事になった人の指揮下で動いた事もあった。
(「ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争地域」である)
そして、その場所と「平和を享受している人々」の意識ギャップを、あれから難度となく嫌というほど今でも思い知らされている。
そういう点で、この漫画の主人公に共感するところはあるかもしれない・・・


個人的にこの漫画の作者(新谷かおる)の作品はいくつも好きなのだけど、この作品は別格で重く、悲劇と狂気という言葉がよく似合う。